インプラントが向いていない方 Trivia
どのような治療においても言えることですが、その治療が「向いているのか」「向いていないのか」を判断することがとても大事なポイントです。
インプラント治療の場合は、大きく分けて二つポイントがあります。
それは、口腔内の状態によるもの、体の健康状態や生活習慣によるもの、です。
インプラントが向いていない方
〜口腔内の状態によるもの〜
・重度の歯周病がある場合
・歯磨きの習慣があまりなく、口腔衛生状態が悪い方
・歯ぎしりや食いしばりがある
・歯並びの不整が強い(開口や反対咬合など)
・顎関節症などで極端にお口が開かない方
〜体の健康状態や生活習慣によるもの〜
・骨粗鬆症の方
・糖尿病のコントロールがうまくできていない方
・喫煙の量が多い方
・血液が止まりにくい方、血流を良くするお薬を服用されている方
・チタンアレルギーの方
・悪性腫瘍などで化学療法または放射線治療を受けている方
ただし、これらは治療を行うことでインプラント治療が可能になることも多いです。「口腔内の状態によるもの」であれば、歯科医師とご相談を。また「体の健康状態や生活習慣によるもの」であれば、まずは歯科医師にご相談の上、専門の医師と連携して治療を選択することが可能になる場合もあります。